大相撲力士の琴ノ若傑太(ことのわかまさひろ)さんの父親についてまとめました。
- 琴ノ若の父親はどんな人?
- 元関脇「琴ノ若晴將」プロフィール
- 現在は佐渡ヶ嶽親方として弟子育成
祖父は横綱、父親は関脇という相撲一家のサラブレットとして成長を続ける注目力士!
そんな彼の父親についてご紹介します。
※四股名を「琴櫻」に改名予定ですが、今回は「琴ノ若」としてご紹介
琴ノ若傑太の父親は元関脇「琴ノ若晴將」
琴ノ若傑太さんの父親は元関脇「琴ノ若晴將」(ことのわかてるまさ)さんです。
四股名を継承しているため、分かりやすいようにいうと現在の琴ノ若さんは「二代目琴ノ若」と呼ばれたりします。
そして、父親は「初代琴ノ若」や「佐渡ヶ嶽親方」と呼ばれることが多いみたいで、プロフィールをまとめると下記の通りです。
四股名 | 琴ノ若晴將 ことのわかてるまさ |
---|---|
本名 | 鎌谷満也 かまたにみつや |
旧姓 | 今野満也 |
師匠名 | 佐渡ヶ嶽満宗 |
年寄 | 佐渡ヶ嶽 さどがたけ |
生年月日 | 1968年5月15日 |
年齢 | 56歳 ※2024年時点 |
出身 | 山形県尾花沢市 |
身長 | 191cm |
初土俵 | 1984年5月場所 |
入幕 | 1990年11月場所 |
引退 | 2005年11月場所 |
最高位 | 西関脇 |
生涯戦歴 | 785勝764敗100休 |
琴ノ若さんの父親は四股名「琴ノ若晴將」として関脇にまで上り詰めた元力士です。
横綱・大関に次ぐ上位から三番目の番付で、相当な実力者だったといえるでしょう。
旧姓は「今野」でしたが婿養子として結婚したため苗字が変わり、本名は「鎌谷満也」(かまたにみつや)といいます。
横綱や大関にも通用する実力を持ち、美男子として女性ファンの多い人気力士だったそうです。
確かに整った顔立ちをしていて、実力もあるので人気になるのは必然だったんだと思います。
現役生活を21年ほど過ごして優勝はありませんでしたが、殊勲賞には2回・敢闘賞には5回に輝きました。
引退後は義父の琴櫻さんの跡を継いで年寄「佐渡ヶ嶽」を襲名しています。
そして、師匠「佐渡ヶ嶽満宗」として佐渡ヶ嶽部屋を引っ張り、2022年3月からは大相撲協会の理事も務めています。
琴ノ若傑太の父親は現在の佐渡ヶ嶽親方
琴ノ若傑太さんの父親は現在の佐渡ヶ嶽親方です。
千葉県松戸市にある佐渡ヶ嶽部屋の親方として所属力士20名以上を引っ張っています。
地図でいうと下記の場所で、琴ノ若さんも弟子のうちの一人です。
先代の佐渡ヶ嶽親方は琴ノ若さんの祖父で、父親からすると義父に当たる第53代横綱の琴櫻さんでした。
父親の師匠でもあり、1996年4月に師匠の長女と婿入りの形で結婚した時に部屋を継ぐことが決まったそうです。
そして、先代の佐渡ヶ嶽親方が65歳の定年で引退した2005年に13代目となる「佐渡ヶ嶽」を襲名しました。
琴ノ若傑太は父親の四股名で大関デビュー
―先代にはどういう言葉で報告を
— スポーツ報知 相撲取材班 (@hochi_sumo) January 28, 2024
「喜んでくれるかな。いい報告ができると思うけど、まだもう一つ上あるって言われると思う。先代はそこまでいってるので。まだまだこれからだぞ、と思ってるんじゃないかなと。でも、それぐらいでいい。やめるまで、てっぺん目指してやっていかないといけない」 pic.twitter.com/YxZrerFcIq
琴ノ若傑太さんは父親への恩返しとして、父親の四股名「琴ノ若」のまま大関デビューすることを決めました。
元々、番付が三段目に昇進したら父親、大関になったら祖父の四股名を継承していいといわれていたそうです。
息子・孫として継がせたい思いはあっても、相応の実力は必要という厳しくも愛情のある試練だったといえるかもしれません。
そして、はじめは「琴鎌谷」という四股名でしたが、三段目ではなく新十両になった2019年7月場所に「琴ノ若」へ改名しました。
その後、大関に昇進が決まった時に「琴櫻」へ改名するタイミングが訪れましたが、すぐには改名していません。
父親で元関脇の初代琴ノ若であり、師匠の佐渡ヶ嶽親方とも相談して、「琴ノ若」の四股名で大関として土俵入りしたいと決めたそうです。
最高の恩返しといえる決断に佐渡ヶ嶽親方も下記のように話しています。
「私が関脇で引退したので、そのしこ名を大関まで上げてくれたというのは親としても師匠としても感謝している。先代の『琴櫻』を名乗ってもいいという話をしたが、本人の『琴ノ若』のしこ名で恩返しをしたい気持ちが強かった」
出典元:https://www.nhk.or.jp/
相撲の道に進んでくれただけでもうれしかったはずですが、素晴らしい子供に成長してくれたことが分かります。
そして、今後はタイミングを見て「琴櫻」に改名を考えているそうです。
次は祖父のような偉大な横綱へ、厳しく険しい道のりはまだまだ続きますが頑張ってほしいですね。
琴ノ若傑太の父親まとめ
- 琴ノ若傑太の父親は元関脇「琴ノ若晴將」
- プロフィールは記事内の通りで確かな実力を持つ美男子として人気だった
- 現在は佐渡ヶ嶽親方として所属力士20名以上を引っ張っている
- 琴ノ若は父親への恩返しとして四股名「琴ノ若」のまま大関デビューを決めた
今回は大相撲力士の琴ノ若傑太さんの父親についてまとめました。
現役時代は関脇にまで上り詰めた実力者で、引退後は佐渡ヶ嶽親方として弟子たちを育成しています。
実子の琴ノ若さんも弟子の一人で、父親としても師匠としても熱い思い入れを持って指導してきたはずです。
そんな愛息子が自分の四股名で大関として土俵入りしてくれるなんて、本当にうれしかったと思います。
琴ノ若さんも最高の恩返しができたといえるでしょう。
ただ、横綱というさらに上がある大相撲の世界なので、今後も更なる高みを目指して頑張ってほしいです。
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