琴櫻将傑の家系図(兄弟はいない)

琴櫻将傑の家系図
琴櫻将傑の家系図

大相撲力士の琴櫻将傑さんは祖父が元横綱、父親が元関脇の相撲一家のサラブレッドとして有名です。

そんな彼の家系図を簡単に分かりやすくしてみました。

大相撲の世界では本名ではなく四股名で呼ばれることが多いです。

また、正式な四股名よりも普段は略すことが多いでしょう。

そのため、彼も本名の「鎌谷将且」(かまたにまさかつ)や正式な四股名「琴櫻将傑」ではなく単純に「琴櫻」と呼ばれます。

ただ、四股名は昇進などで改名することがよくあって、過去に使われていた四股名を継承することも珍しくありません。

その場合、○代目といった呼び方をしないとちょっと区別が難しい場面が出てきます。

そういった大相撲特有の事情があるので、特に祖父と父親の四股名を継いだ琴櫻将傑さんの場合は整理しないと分かりづらいかもしれません。

ただ、歴史や伝統を重んじる競技らしい部分でもあるので今後も大切にしてほしいです。

ちなみに、「琴桜」と紹介されることもありますが、旧字体を使った「琴櫻」が正しくてご本人もこだわりを持っています。

祖父が使っていた四股名を継承したため、きっと出来るだけそのまま使いたいという思いがあるんでしょうね。

それではいくつかのポイントについて、もう少し詳しくご紹介しましょう。

目次

琴櫻将傑の祖父は元横綱の初代琴櫻

琴櫻将傑さんの祖父は第53代横綱の初代琴櫻さんです。

四股名は「琴櫻傑将」(ことざくらまさかつ)で本名は「鎌谷紀雄」(かまたにのりお)さんといいます。

1940年11月26日生まれで、1959年1月場所に初土俵入りしてから1974年5月場所で引退するまで15年ほどご活躍しました。

一気に攻める押し相撲を得意として「猛牛」の異名を取り、32歳で横綱に昇進した遅咲きの力士です。

若輩者の私は取組を見たことがありませんが、昔からの大相撲ファンの中には当時のご活躍を鮮明に覚えている人も多いかもしれません。

引退後は年寄「白玉」(しらたま)⇒「佐渡ヶ嶽」(さどがたけ)を襲名して、親方として後輩育成に努めました。

そして、初孫の琴櫻将傑さんを小さい頃から可愛がり、厳しい事を言うこともあったそうですが愛情を持って接していたそうです。

偉大な横綱も家族の前では一人のおじいちゃんになります。

でも、厳しい大相撲の世界の道しるべとして大きな影響を与えてくれた存在であることは間違いありません。

その思いは継承した四股名が祖父と同じ読み方で、漢字も順番が違うだけで一緒の字を使っているところからも感じられます。

2007年8月14日に66歳で敗血症による多臓器不全で亡くなり、ご家族だけでなく多くの相撲関係者やファンたちが別れを惜しみました。

ただ、きっと今も遠く離れた場所からご活躍を見守ってくれているはずなので、これからも祖父に恥じないご活躍を楽しみにしています。

琴櫻将傑の父親は元関脇の初代琴ノ若

琴櫻将傑さんの父親は元関脇の初代琴ノ若さんです。

四股名は「琴ノ若晴將」(ことのわかてるまさ)で本名は「鎌谷満也」(かまたにみつや)さんといいます。

旧姓は「今野」でしたが、婿養子として結婚したため苗字が変わっています。

1968年5月15日生まれで、1984年5月場所に初土俵入りしてから2005年11月場所で引退するまで21年ほどご活躍しました。

横綱や大関にも通用する実力を持った関脇であり、美男子として女性ファンの多い力士だったそうです。

確かに当時の写真を見るとイケメンですし、現在もナイスミドルという感じの素敵な風貌をしています。

そのため、現役時代からずっと応援しているファンも多いかもしれません。

引退後は義父の琴櫻さんの跡を継いで年寄「佐渡ヶ嶽」(さどがたけ)を襲名して、親方として後輩育成に努めました。

そして、現在も佐渡ヶ嶽親方として息子である琴櫻将傑さんを始め多くの弟子たちを育てています。

なお、琴櫻将傑さんは祖父の四股名を継承する前は父親の「琴ノ若」を継承していました。

当時は2代目琴ノ若と呼ばれ、父親の初代琴ノ若さんと分かりやすいように呼び分けることもありましたね。

ちなみに、祖父から大関に昇進したら「琴櫻」の四股名を継いでいいといわれていましたが、昇進後の初場所は「琴ノ若」のまま土俵入りしました。

実は最高位が関脇だった父親に代わり、親孝行として大関の舞台に父親の四股名を連れて行ってくれたそうです。

胸が熱くなるようなエピソードで、これ以上ないほどのプレゼントになったことは間違いありません。

琴櫻将傑に兄弟はいない

琴櫻将傑さんに兄弟はいません。

もっというなら姉妹もいないので一人っ子です。

祖父は横綱、父親は関脇という相撲一家に生まれた男の子として、小さい頃からプレッシャーを感じることがあったかもしれません。

それでも相撲の世界に進み、立派な力士として成長し続けています。

口で言うほど簡単な事ではなく、厳しい大相撲の世界では色んな困難もあったはずです。

諸々を乗り越えご活躍する彼の姿を見て、既に亡くなってしまった祖父の琴櫻さんも、師匠で父親の佐渡ヶ嶽親方も、きっとめちゃくちゃ嬉しいでしょうね。

ちなみに、どうやら同じ佐渡ヶ嶽部屋に所属している二歳年下の琴勝峰(ことしょうほう)さんに似ているといわれることがあるみたいです。

そして、兄弟なのではないかと噂されているみたいですが、血縁関係はありません。

ただ、琴勝峰さんには琴手計(ことてばかり)さんという力士の弟がいます。

たぶん、そこら辺のお話とごちゃ混ぜになって噂されてしまっているようです。

改めて言いますが、琴櫻将傑さんは一人っ子なので兄弟も姉妹もいません。

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