元大相撲力士で第69代横綱の白鵬さんの退職金についてまとめました。
- 白鵬の退職金はいくら?
- 減額されたって本当?
現役時代に横綱「白鵬翔」として大活躍して、引退後は間垣親方⇒宮城野親方となって相撲部屋「宮城野部屋」を引っ張る相撲界の大スター!
そんな彼の退職金についてご紹介します。
白鵬の退職金は推定5億5,500万円以上
白鵬さんの退職金は推定で5億5,500万円以上です。
そもそも大相撲力士の退職金は「養老金」「勤続加算金」「特別功労金」「協会積立金」の4つに分かれます。
そして、白鵬さんの内訳をまとめると下記の通りです。
- 養老金:1,500万円
- 勤続加算金:4,000万円以上
- 特別功労金:推定1億円以上
- 協会積立金:推定4億円
養老金は1,500万円
養老金は大相撲力士の番付によって金額が決まり、横綱なら1,500万円です。
十両以上が退職する時にもらえるお金で、一番退職金としてイメージしやすいかもしれません。
「力士養老金」と呼ばれることもあるそうです。
なお、今回は分かりやすさ重視で解説するので番付ごとの金額や細かい受給資格などは割愛します。
勤続加算金は4,000万円以上
勤続加算金は「出場した場所の数」と「出場時の番付」で金額が決まる退職金です。
十両以上が対象で、横綱が退職する場合は大関時代などの勤続加算金も合計して算出されます。
そして、横綱だと1場所ごとに50万円で全休しない限りは加算されていきます。
そのため、横綱在位最長期間84場所の記録を持つ白鵬さんは少なくとも4,000万円以上の金額になっているはずです。
なお、単純に「加算金」と呼ばれたり、養老金とセットで力士の基本的な退職金として扱われることが多い気がします。
一般的な会社員のイメージで分かりやすく言うなら、課長などの役職を務めた勤続年数に応じた退職金と同じようなものだといえるかもしれません。
特別功労金は推定1億円以上
特別功労金は素晴らしいご活躍をしてくれた力士たちに贈られる退職金です。
例えば貴乃花さんは過去最高額となる推定1億3,000万円を受け取り、朝青龍さんは推定1億2,000万円を受け取ったといわれています。
現在は上限1億円説という噂もあるようですが、最多幕内優勝45回や最多通算勝利1,187勝を挙げている白鵬さんが同等以上の金額を受け取っていないとおかしいです。
そのため、特別功労金は最低でも1億円以上だったと考えています。
協会積立金は推定4億円
協会積立金は懸賞金から差し引かれ、退職時に支払うよう積み立てられている退職金です。
そもそも懸賞金は取組後に勝者へ渡されるお金を指します。
勝敗が決着した後、審判役の行司の人が封筒の束みたいなものを勝者に渡していますよね。
あれが懸賞金で、協賛企業などから提供されたお金が包まれているそうです。
横綱や大関クラスの取組になると数十本も懸賞金がかけられ、1本あたり手取りだと3万円、協会積立金としては3万円(前は2万5,000円)が積み立てられます。
つまり、勝てば勝つほど稼げて退職金も多くなる仕組みです。
そして、最多通算勝利1,187勝を挙げた白鵬さんはたくさんの懸賞金を受け取っています。
その分、協会積立金も桁違いと予想されていて、4億円近くになると紹介されていました。
朝青龍の協会積立金は約1億8000万円だったが、白鵬の懸賞金は2010年に史上最高の2111本。12、14年も2000本に迫り、協会積立金は4億円近くになるとみられる。
出典元:https://www.zakzak.co.jp/
確かに2010・2012・2014年の三年間で6,000本と考えるなら、4億円も言い過ぎとは思いません。
正確なことは分かりませんが、歴代の大相撲力士の中でも飛び抜けた金額になっているはずです。
なお、協会積立金といわないで単純に「積立金」と呼ばれたりもしています。
白鵬の退職金は減額された?
白鵬さんの退職金は減額されていないようです。
最多幕内優勝45回をはじめ、数々の歴史的な記録を残してきた人気力士ですが、現役時代は批判を呼ぶ言動も結構ありました。
そして、引退と同時に親方として年寄「間垣」を襲名する際、自覚ある行動をするといった内容の誓約書を書くという異例の対応がとられています。
そのため、退職金が問題なく支払われるか心配した人もいたようです。
実際、第70代横綱の日馬富士さんが傷害事件の不祥事で引退した時、特別功労金として本来は5,000万円支払われる予定だったようですが、30%減額の3,500万円になったと聞きました。
ただ、白鵬さんの退職金が減額されたというお話は見当たりません。
批判は色々とありましたが、恐らく不祥事というほどではなかったと判断されたんでしょうね。
ベースの金額を考えると多少減額を受けても全然問題はなかったと思いますが、頑張ってきた分をしっかり受け取れたならよかったです。
白鵬の退職金まとめ
- 白鵬の退職金は推定で5億5,500万円以上
- 内訳として養老金は横綱なので1,500万円
- 勤続加算金は4,000万円以上になるはず
- 特別功労金は少なくとも1億円以上と考えている
- 協会積立金は4億円近くになると紹介されている
- 退職金は減額されていない様子
今回は元大相撲力士で第69代横綱の白鵬さんの退職金についてまとめました。
まさに桁違いといえるくらいのびっくりするような金額です。
試算してみた私自身も心配になって何度も考え直しましたが、計算してみるとやっぱりこれくらいになります。
もちろんご本人や関係者が正確な金額を発表したわけではないのではっきりしたことは分かりません。
ただ、彼のこれまでのご活躍を考えると全然おかしくないと思います。
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