- トレードマークのピンク色がかわいいに繋がりやすい
- 愛嬌を感じる顔つきや仕草から実写版「くまのプーさん」といわれたことがある
- 熱心な女性ファン「宇良ガール」の声援が人気を後押し
ピンクの回しがトレードマークの宇良さんは大相撲力士の中でもかわいいと人気のお相撲さんです。
好きな食べ物はお肉ですが、いつかハチミツって答えてほしいと考えずにはいられません。
熱心な女性ファンも多く、黄色い声援に応えて今後も頑張ってほしいです。
そんな彼の人気についてもう少し詳しくご紹介します。
宇良かわいいと人気なのはなぜ?
宇良さんがかわいいと人気なのはなぜなのか考えると、主に下記3つの理由が思い当たります。
- トレードマークのピンク色の回し
- 愛嬌を感じる顔つきや仕草
- 宇良ガールなど女性ファンが多い
トレードマークのピンク色の回し
宇良さんは大相撲力士の中でも珍しいピンク色の回しを使用しています。
トレードマークといっていいほどファンに知られていて、カラー的にかわいいという印象に繋がりやすいんだと思います。
応援グッズもピンク系統が多いので、土俵に上がると会場が一気に華やかになりますね。
【ご当所で連日大活躍!】
— NHK大相撲(公式) (@NhkSumo) March 14, 2024
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また、ご自身だけでなく母親も好きな色として身に着けているというエピソードも可愛らしさを感じる気がします。
なお、力士の回しの色は規定だと紺や紫色系統と定められていますが、実際はご本人たちの好みで色んな色を使うことが黙認されているそうです。
そのうち、ピンク色の回しを使う人は少ないようですが、分かった範囲でいうと宇良さん以外に元小結の千代大龍さんが使っていました。
愛嬌を感じる顔つきや仕草
宇良さんの愛嬌を感じる顔つきや仕草が可愛いという人気に繋がっているようです。
2017年の第6回大相撲総選挙で2位に輝いた時には女性ファンから実写版「くまのプーさん」といわれていました。
確かにお相撲さんの丸っとした体形は稽古中や取組時の真剣な表情の時以外だと、どことなく可愛らしさを感じます。
特に優しそうな雰囲気を持つ宇良さんの場合、何気ない仕草などから人気キャラクターを彷彿する気持ちも分かる気がしました。
もちろんご本人は狙っているわけではないはずですが、ピンとこない方はこれから注目してみるといいかもしれません。
メディアでもたびたび取り上げられているようなので、新たな魅力に気付けて応援が更に楽しくなると思います。
宇良ガールなど女性ファンが多い
宇良さんはかわいいと人気の力士なので女性ファンが多いです。
そして、男性からはない「かわいい」という声援がさらに女性ファンを増やしている気がします。
特に熱心なファンは「宇良ガール」と呼ばれているようで、アイドルのライブのようにデコレーションしたうちわなどを使って応援していました。
また、小さい女の子からの声援と思われますが「うらちゃん、がんばれー!」と応援されたりもしています。
ファン一人一人が大切なことは間違いありませんが、いつも以上に気合が入ったかもしれませんね。
ちなみに、三人兄弟で姉と妹に挟まれて女性の多いご家庭で成長しました。
そして、会場まで応援に駆けつけてくれている様子も女性ファンの多さに繋がっているのかもしれません。
宇良のかわいい以外の人気理由4選
宇良さんのかわいい以外の人気理由として下記の4つをご紹介します。
- 圧倒的に不利な小兵の力士
- 苦労を重ねた遅咲きの力士
- アクロバット相撲と呼ばれる取組
- 怪我を乗り越えて幕内復帰
圧倒的に不利な小兵の力士
宇良さんは小さい頃から成長が遅くて体格に恵まれなかった小兵力士です。
そんな中で自分よりも大きな相手に立ち向かう勇気ある姿はファンの心を熱くさせて人気に繋がっています。
現在は身長175.0cm・体重142.0kgで、一般的には立派な体格といえるでしょう。
ただ、2023年8月時点の十両以上の平均身長が184.8cm、平均体重が161.7kgなのでやはり小兵だと納得するしかありません。
相撲のような1対1の格闘技において体格差はそのまま優利・不利に直結します。
その圧倒的な不利を跳ね返すご活躍は応援する手にも力が入りますね。
苦労を重ねた遅咲きの力士
宇良さんは大学生になるまで全く注目されていなかった遅咲きの力士です。
それでも諦めずに花開いた姿が人気に繋がっている気がします。
身体が小さくて高校時代は小学生に負けることもあったと聞いて驚きました。
現在のご活躍からは想像もできませんね。
特に大学時代に相撲経験3か月の初心者に負けたことは大きなショックだったと振り返っています。
4歳から相撲を始めていたキャリアを考えれば心挫けてしまっても仕方なかったかもしれません。
ただ、そこから奮起して肉体改造に取り組み、いい成績を残せるようになって角界入りの道が開けました。
そんな苦労を重ねてきたエピソードを聞くと今まで以上に応援したくなります。
アクロバット相撲と呼ばれる取組
宇良さんは珍しい決め手を使うことがあるので「アクロバット相撲」と呼ばれることがあります。
そんな「何があるか分からない感」「目が離せない感」が人気に繋がっている部分はあるでしょう。
有名なのは2017年1月場所で決めた「襷反り」(たすきぞり)で、1960年1月に決まり手が制定されて以来、十両以上の取り組みで決まったのは初めてだったと話題になりました。
また、同場所では滅多に出ない幻の技といわれる「首捻り」(くびひねり)も決めています。
小さい頃に相撲と並行して習っていたレスリング経験が活きているようです。
ちなみに、珍しい決め手も武器の一つですが王道の押し相撲も強いと評判なので、様々な魅力を持っていますね。
怪我を乗り越えて幕内復帰
宇良さんは怪我によって幕下陥落を経験しましたが、諦めずに稽古を続けて幕内に復帰しています。
不屈の闘志と呼ばれることもあり、そんな力強い姿が人気に繋がっている部分があるようです。
大学卒業後の2015年に角界入りしてからトントン拍子に昇進を重ね、2017年3月場所で入幕しました。
ただ、膝の怪我による休場が続いて幕下まで陥落してしまいます。
さらには、ようやく相撲を取れるようになってすぐに怪我が再発してしまいました。
二度の大怪我により周囲からは心が折れてしまっても不思議ではないといわれていたようです。
それでももう一回頑張りたいと奮起して、前向きに稽古を積み重ねて2021年夏に約4年ぶり・21場所ぶりの幕内復帰!
どれだけの不安や重圧があったか見当もつきませんが、その姿に心揺さぶられたファンは少なくないでしょう。
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