大相撲力士の宇良さんの大学や高校など学歴をまとめました。
- 宇良の学歴は?
- 大学は関西学院大学
- 高校は鳥羽高等学校
- 中学校や小学校はどこ?
四股名「宇良和輝」(うらかずき)としてご活躍するピンクの回しがトレードマークの人気力士!
そんな彼が通った学校についてご紹介します。
宇良の大学や高校の学歴
宇良さんが通った大学や高校などの学歴をまとめると下記の通りです。
大学 | 関西学院大学 |
---|---|
高校 | 京都府立鳥羽高等学校 |
中学校 | 寝屋川市立第五中学校 |
小学校 | 寝屋川市立神田小学校 |
ずっと関西圏の学校に通っていて、小学校・中学校は地元の公立校でした。
そして、高校で京都府まで足を延ばし、大学は兵庫県の学校に通っています。
関西学院大学
宇良さんは関西学院大学出身です。
教育学部(偏差値52.5~55.0)に推薦で入学していたので、兵庫県西宮市にある西宮聖和キャンパスに通っていたんだと思います。
元々身体が小さく、高校生時代は相撲も強くなかったので土日に小学生と練習していました。
その時の様子を見た恩師で相撲部監督の先生に進められて、2011年から教員免許を取れる関西学院大学教育学部に進学しています。
そして、大学1・2年生の頃は学業優先の大学生活を過ごしました。
相撲部には所属していましたが部員の意思や自主性を尊重する自由な雰囲気だったので、厳しい稽古を強制されることもなかったようです。
その結果、実は小食で食べることが得意でなかった宇良さんの体重はどんどん落ちていきました。
軽くなった身体を活かして1年生の時に全国学生相撲個人体重別選手権65kg未満級で優勝したりもしています。
ただ、2年生の時に相撲初心者に負けてしまったことが人生のターニングポイントだったと振り返っていました。
転機になったのは2年生で参加した西日本学生個人体重別選手権。65kg未満級で参加したのですが、相撲を始めて3か月の1年生に負けてしまったんです。初心者に負けるということは4歳から相撲を続けてきた僕にとってあまりにショックで、残りの1年半は相撲に全力を注ぐ決心をして肉体改造に取り組みました。この一連の出来事は、相撲人生の大きなターニングポイントだったと思います。
出典元:https://kgkouenkai.jp/
キャリア3か月の初心者に15年以上頑張ってきたスポーツで負けるなんて、私なら心が挫けてしまうかもしれません。
そこから再起を誓ったメンタルが宇良さんの一番すごいところだと感じました。
そして、徹底した食事管理と筋トレによって肉体改造に成功して、力強い押し相撲を身につけています。
当時すでにご活躍していた中村大輝(現在の北勝富士)さんに勝利したことで注目を集め、2013年の第2回ワールドコンバットゲームズ相撲軽量級で世界一に輝くなどどんどん自信をつけて、角界入りの道が開けていったようです。
なお、この頃にはレスリング経験を活かした珍しい決め手も繰り出すことから「アクロバット相撲」と呼ばれるようになっています。
ちなみに、2015年に大学を卒業した時には小学校と幼稚園の教員免許を取得していました。
ただ、長年の夢だった大相撲力士の道を優先して2015年から木瀬部屋に入門しています。
後、関西学院大学としては宇良さんは相撲部創部125年で初のプロ入り力士でした。
2021年夏に怪我を乗り越え幕内復帰した時には「関学大学長賞」が贈られています。
京都府立鳥羽高等学校
宇良さんは京都府立鳥羽高等学校出身です。
京都市南区西九条大国町にある偏差値40くらいの公立校で、地図でいうと下記の場所にあります。
中学三年生時点で身長150cm・体重50kgの大きくなれない身体に悩んでいた中、当時の相撲部監督だった田中英一さんに誘われて通うことを決めた高校です。
田中英一さんは子供たちの才能がいつ開花するか分からないという考え方を持っています。
そして、小学生の頃から宇良さんのことを知っていて、自分より大きい選手を一生懸命に押す姿や大声で挨拶する姿が印象に残っていて声をかけたそうです。
目立った成績を残せない中、宇良さんの相撲人生を繋いでくれた恩師といえる先生だったといえます。
ちなみに、相撲と並行して取り組んでいたレスリングで推薦を貰えなかったことも進学先を選んだ決め手になったようです。
なお、高校時代に宇良さんの才能が開花することはなく、土日は小学生と稽古を続けました。
そんな彼が現在、大相撲の世界で人気力士の一人としてご活躍するほど成長しています。
恩師からするとこの上ないほど嬉しいでしょうね。
寝屋川市立第五中学校
宇良さんは大阪府にある寝屋川市立第五中学校出身です。
地元の公立校で、地図でいうと下記の場所にあります。
相撲とレスリングを並行して習っていたので忙しい日々を過ごしていたんだと思います。
ただ、小柄な体格の影響か分かりませんが目立った成績は残せていないようです。
アスリートで成長期なのになかなか大きくなれない身体は、思春期の子供にとって大きな不安があったかもしれません。
両親も心配になってホルモン異常などの病気じゃないかと診察を受けさせたが異状なかったというエピソードも見つかりました。
もし時間を戻せるなら、現在のご活躍を伝えて心配しなくていいと声をかけたくなるようなお話です。
寝屋川市立神田小学校
宇良さんは大阪府にある寝屋川市立神田小学校出身です。
地元の公立校で、地図でいうと下記の場所にあります。
4歳から相撲を始め、寝屋川相撲連盟に通って元幕下・立花としてご活躍された菊池弘至さんの指導を受けました。
そして、師匠の菊池弘至さんが徹底的に強く前に当たっていく相撲を教えたことで、自分よりも大きな相手に対してもぐいぐい押していける土台が培われたようです。
小学校3年生からはレスリングも始め、全国2位に輝いたことがあるほど熱心に練習を重ねました。
その時の経験が現在の珍しい決め手に繋がっているそうなので、今までの経験全てが大相撲力士「宇良和輝」のご活躍に繋がっているといっていいはずです。
宇良の大学や高校の学歴まとめ
- 宇良の学歴は記事内の通り
- 関西学院大学出身で相撲部創部125年で初のプロ入り力士
- 鳥羽高等学校出身で恩師の先生に誘われて進学した
- 小学校と中学校は地元の公立校
今回は大相撲力士の宇良さんの大学や高校などの学歴をまとめました。
才能が開花するまで時間がかかり、挫けてしまってもおかしくない場面が何度もあった気がします。
もしかすると何か一つが少しでも違っていたら別の道に進んでいたかもしれません。
ただ、そんな紆余曲折が怪我を乗り越えての幕内復帰に繋がっている気もします。
そのため、怪我などには気を付けながら、これからも人気力士としてまっすぐに頑張ってほしいです。
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