横綱&大関特集
圧倒的な強さと模範になる品格で相撲界を引っ張る横綱と大関。
たくさんのファンから尊敬と人気を集め、特に横綱は神の依り代として尊重されています。
そんな相撲界の代表といえる彼らについてご紹介しましょう。
照ノ富士 春雄
(てるのふじ はるお)
本名「杉野森 正山」 帰化前はガントルガ・ガンエルデネ |
1991年11月29日生まれ |
モンゴル・ウランバートル出身 |
身長192.0cm |
体重176.0kg |
得意技は右四つ・寄り |
伊勢ヶ濱部屋所属 |
照ノ富士関は大関昇進から序二段まで陥落という苦難を乗り越え、大関復帰&横綱昇進を果たした史上初の大相撲力士として知られています。
アスリートとしてはかなり遅めの高校三年生から相撲を始めましたが、恵まれた体格を活かして2015年には大関昇進!誰もが更なるご活躍を楽しみにしていました。ただ、怪我や病気により番付は序二段まで陥落してしまいます。多くのファンたちが進退を心配して、何よりもご本人が一番つらかったはずです。実際、引退して故郷のモンゴルで仕事を探すことも考えていました。そんな彼を支えたのは師匠や奥さんなど周囲の温かな励ましです。厳しい大相撲の世界で再び奮起して、2021年に横綱まで昇りつめました。
圧倒的な強さだけでなく、そういった生き様が多くのファンを惹きつけています。最近は怪我や病気などで休場が多くなっていますが、大相撲力士たちの代表として今後も素晴らしいご活躍を魅せてほしいです。
琴櫻 将傑
(ことざくら まさかつ)
本名「鎌谷将且」 |
1997年11月19日生まれ |
千葉県松戸市出身 |
身長189.0cm |
体重178.0kg |
得意技は右四つ・寄り・押し |
佐渡ヶ嶽部屋所属 |
琴櫻関は相撲一家のサラブレッドとして四股名を引き継いでいる期待の大相撲力士です。
祖父が第53代横綱の初代琴櫻(12代佐渡ヶ嶽親方)で、父親が元関脇の初代琴ノ若(13代佐渡ヶ嶽親方)という家庭に生まれ、物心つく前の2歳から相撲を始めました。相撲に対してはとても厳しく特別扱いもしないように教育されていたので、四股名も始めは「琴鎌谷 将且」として初土俵入りしています。そして、新十両昇進時から大関昇進時まで父親の四股名を引き継ぎ、二代目琴ノ若としてご活躍!その後は祖父の四股名を引き継いで二代目琴櫻になっています。ちなみに、親子3代に渡る関脇の誕生は史上初です。
家族や身近な関係者にとってこれ以上ないほど嬉しいご活躍を魅せ、たくさんのファンからも愛されています。横綱という頂を目指すのは簡単ではありませんが、更なる成長とご活躍がとても楽しみです。
豊昇龍 智勝
(ほうしょうりゅう ともかつ)
本名「スガラグチャー・ビャンバスレン」 |
1999年5月22日生まれ |
モンゴル・ウランバートル出身 |
身長188.0cm |
体重149.0kg |
得意技は右四つ・寄り・投げ |
立浪部屋所属 |
豊昇龍関は元横綱の朝青龍関の甥っ子として有名なモンゴル出身力士です。
元々レスリング選手として日本に留学してきましたが、間近で見た相撲に魅了されて競技転向!高い身体能力を活かしてどんどん才能を開花させ、2023年に大関へ昇進しました。叔父の朝青龍関とは昔から親交があり、よく相談していて時には厳しいアドバイスも受けています。そのため、尊敬しながらも師匠より厳しい存在になっています。ちなみに、一時期はいちいち比較されることに悩んでいたそうですが、現在は乗り越えて晴れやかにご活躍している印象です。
朝青龍関が偉大過ぎるのでついつい引き合いに出してご紹介してしまいますが、性格は全然違いますし、大関にまで昇りつめたのは豊昇龍関の努力の賜物です。今後の更なる成長とご活躍を楽しみにしつつ、これからも応援しています。
もちろん他にもご活躍が楽しみな力士たちはたくさんいます。
若手からベテランまでそれぞれの実力を十分に発揮して熱く競い合ってほしいです。
相撲界の更なる盛り上がりを楽しみにしながら応援していきましょう!