大学 | 日本体育大学 |
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高校 | 新潟県立海洋高等学校 |
中学校 | 糸魚川市立能生中学校 |
小学校 | 津幡町立津幡小学校 |
大相撲力士「大の里」(本名は中村泰輝)さんはアマチュア時代から確かな実力を持つ相撲エリートとして有名です。
相撲が盛んな石川県の河北郡津幡町(かほくぐんつばたまち)に生まれ、父親がアマチュア相撲をやっていた影響も受けて小学校一年生から競技を始めました。
そして、中学校から地元を離れ、高校も大学も相撲部の強豪校で実力を磨いています。
才能だけでなく真っすぐな情熱を持って稽古に励み続けている努力家で、「最強アマ」と呼ばれるほどに大活躍しました。
その後は2023年3月に二所ノ関部屋に入門することが決まり、前評判を裏切らない素晴らしい強さで快進撃を続けています。
将来的に大関や横綱も狙える逸材として今後の更なる成長が楽しみな若手力士代表といえる存在です。
その分、大きなプレッシャーを感じることもあるはずですが、周囲の期待に負けずに応えてくれるポテンシャルを感じます。
私も推し力士の一人として応援しているので、これからも頑張ってほしいです。
そんな彼の出身校についてもう少し詳しくご紹介します。
大の里の大学は「日本体育大学」
大の里さんが通った大学は「日本体育大学」です。
学部学科は偏差値40くらいのスポーツ文化学部武道教育学科みたいですね。
中学卒業時と同様に、高校卒業後も相撲部屋には入門しないで学生相撲で腕を磨いています。
理由としては、高校生時代に全国大会で2度以上優勝したら角界入りするという目標を達成できなかったからでした。
自分で決めた目標通りとはいえ、有言実行するのは簡単ではありません。
周囲からの強い勧誘があったはずですし、1度は優勝していたのできっと手応えも感じていたはずです。
それでも確固たる考えを持って信念を貫いている様子が伝わってきます。
そして、大学生時代は「最強アマ」と呼ばれるほどの大活躍を魅せてくれました。
具体的には1年生から学生横綱になって国体優勝、3年生と4年生では全日本選手権で優勝してアマチュア横綱になったりしています。
大学四年間で獲得したタイトル数は「13」もあって、まさに相撲エリートといっていいご活躍といえるでしょう。
なお、日本体育大学は中学・高校と同じで、相撲人生に大きな影響を与えてくれた同郷出身・学生相撲のトップ選手だった三輪隼斗さんと同じ進学先です。
憧れの先輩が歩いた道だからこそ、迷いがあったとしても信念を持って突き進めたのかもしれません。
大の里の高校は「新潟県立海洋高等学校」
大の里さんが通った高校は「新潟県立海洋高等学校」です。
新潟県糸魚川市にある魚・海・船について学べる学校で、偏差値は40くらいです。
そして、相撲部は創部120年以上の強豪として知られています。
中学卒業後に相撲部屋へ入門する力士も多いですが、大の里さんは高校進学を選びました。
理由としては、同じ石川県出身で学生相撲界のトップ選手だった三輪隼斗さんの影響を受けています。
具体的に言うと大の里さんが小学校5年生の頃、ライバルが強くなって勝てなくなり、相撲に対する情熱が冷めかけていたそうです。
そんな時、テレビで知った六歳年上の三輪隼斗さんのご活躍を知って闘志に火が付きました。
二人とも小学校一年生から相撲を始め、同じ石川県で育ったため身近に感じることがあったようです。
そして、先輩の後を追うように糸魚川市立能生中学校⇒新潟県立海洋高等学校に進みました。
それから高校生時代は一年生の頃に全国高校総体準優勝、三年生の頃に国体3位などの好成績を残しています。
なお、在学中に既に社会人だった三輪隼斗さんから二年ほど指導を受けることが出来ました。
人生の道しるべとなった先輩からの直接指導は気合が入り、大きな成長に繋がったはずです。
もしかしたら、最強アマと呼ばれたその後のご活躍の要因になったといえるかもしれません。
ちなみに、三輪隼斗さんは大相撲力士になっていません。
現在は工作機械メーカー「株式会社ソディック」に就職して、石川県加賀市にある加賀事業所に勤務しています。
ただ、社会人になってからも国内外のアマチュア相撲界をけん引する選手として大活躍中です。
例えば、2023年に開催された格闘技の国際総合大会「ワールドコンバットゲームズ」の相撲競技に日本代表選手として出場して、男子無差別級で金メダルを獲得していました。
大相撲の土俵上で二人の対戦を見てみたかったですが、残念ながら叶わぬ夢になっています。
それでも別々の道で素晴らしいご活躍を魅せてくれているので、今後もお互いにいい刺激を与え合って成長を続けてほしいです。
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