- 母親「鎌谷真千子」は第53代横綱の琴櫻の娘
- 佐渡ヶ嶽親方と一緒に相撲部屋の女将をしている
- 相撲一家の一員として時には自分の子供にも厳しい
大相撲力士の琴櫻将傑(ことざくらまさかつ)さんの母親は佐渡ヶ嶽部屋の女将である「鎌谷真千子」さんです。
初代琴櫻の娘として生まれ、婿入りした佐渡ヶ嶽親方と一緒に多くのお弟子さんたちを支えています。
実の息子である琴櫻将傑さんもそのうちの一人で、時には厳しく接しながら導いてきました。
そんな母親についてもう少し詳しくご紹介します。
琴櫻将傑の母親「鎌谷真千子」はどんな人?
琴櫻将傑さんの母親「鎌谷真千子」さんは第53代横綱の琴櫻さんの娘です。
そして、現在の佐渡ヶ嶽親方(元関脇の初代琴ノ若)さんと一緒に「佐渡ヶ嶽部屋」の女将として相撲部屋を支えています。
メディアでもたびたびご紹介されていますし、顔出しもしているのでご存じの人は多いかもしれません。
下記の左の画像でいうと一番右に映っている女性が母親「鎌谷真千子」さんです。
―先代にはどういう言葉で報告を
— スポーツ報知 相撲取材班 (@hochi_sumo) January 28, 2024
「喜んでくれるかな。いい報告ができると思うけど、まだもう一つ上あるって言われると思う。先代はそこまでいってるので。まだまだこれからだぞ、と思ってるんじゃないかなと。でも、それぐらいでいい。やめるまで、てっぺん目指してやっていかないといけない」 pic.twitter.com/YxZrerFcIq
詳しいプロフィールが公開されているわけではありませんが、生年月日は1972年ごろのようなので年齢は52歳くらいです。(2024年時点)
相撲部屋の女将らしく着物が似合う素敵なマダムだと思います。
第53代横綱の琴櫻さんの長女として生まれ、小さい頃から相撲が身近にある生活を送っていました。
琴櫻さんが引退後に12代目の佐渡ヶ嶽親方となっていたため、相撲部屋の力士たちもよく見ていたようです。
ただ、昔は実家が嫌でアメリカ留学したりするなど反抗期もあったみたいですね。
お年頃の女性としては自分の家に汗だくの太ったお相撲さんたちがたくさんいる環境はちょっと酷だったのかもしれません。
大人になるにつれて気持ちは落ち着き、1996年4月に琴櫻さんの弟子だった初代琴ノ若さんと結婚しました。
その後、1997年11月19日に一人息子になる琴櫻将傑さんを出産しています。
ちなみに、結婚した時は鎌谷真千子さんが嫁いだわけではなく、初代琴ノ若さんに婿入りしてもらいました。
そして、琴櫻さんが親方を定年退職した後に初代琴ノ若さんが13代目の佐渡ヶ嶽親方を継承して、鎌谷真千子さんは相撲部屋の女将になっています。
琴櫻将傑と母親の家族エピソード
琴櫻将傑さんと母親の家族エピソードとして今回は2つご紹介しましょう。
- 厳しい対応も愛情の裏返し
- 大関昇進時のコメント
厳しい対応も愛情の裏返し
琴櫻将傑さんの母親は相撲一家の一員として自分の子供にも厳しく接しています。
具体的には中学校進学時のエピソードが有名です。
相撲部の名門校である埼玉栄中学校に進学したいと両親に相談した時、逃げ帰ったら住むところがないくらいの覚悟を持ちなさいと迫ったのが母親でした。
12歳の自分の子供に対して、かなり厳しい言葉を選んでいます。
将来についてまだまだ具体的に思い描けない人の方が多い年齢ですが、安易に始めて逃げ出すと初代琴櫻さんや佐渡ヶ嶽親方が積み上げてきたメンツに関わります。
そして何よりも琴櫻将傑さん自身がつらい思いをすることが分かっていたのでしょうね。
そう考えると厳しすぎる気もしますが、このタイミングでしっかり言い聞かせることが大切だったのかもしれません。
確かに適当な気持ちで始めてつらい思いをするくらいなら、最初に真面目に考えてから取り組んだ方がいいでしょう。
相撲の厳しさや大変さをよく知っていたため、愛情の裏返しとして厳しく選択を迫ったことが分かります。
琴櫻将傑さんも十分わかっていて、覚悟を持って相撲の道に進むと決めました。
そのため、母親も家族としてではなく、相撲部屋の弟子の一人として接することを決めたようです。
相撲一家ならではの難しい苦悩だったと思いますが、親子で協力して乗り越えてきたといえるでしょう。
大関昇進時のコメント
琴櫻将傑さんが大関昇進時には母親らしく喜びのコメントを残しました。
見方によっては横綱の娘であり、元関脇の親方の妻であり、相撲部屋の女将という様々な一面を持つ母親です。
そのため、普段はなかなか素直に褒めることが難しいかもしれません。
ただ、この時は初代琴櫻さんや後援会の方々のお話を踏まえつつ誇らしそうにお話していました。
やはり我が子の成長は母親にとって一番の喜びです。
そして、まだ上がある大相撲の世界で精進を続ける琴櫻将傑さんを支えていこうという気持ちが伝わってきました。
大変な日々が続きますが、親子でこれからも頑張ってほしいです。
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